M4P(*.m4p)はAppleの音楽形式に使われている拡張子の一つです。iTunes Storeで購入したM4A(*.m4a)形式の音楽と同じように、AACコーデックでエンコードされました。M4Pという拡張子で、M4はMPEG-4を指して、PはProtected(保護された)或いはProtection(保護)を指しています。つまり、M4Pとは保護されたMPEG-4音声形式です。これも「M4PとM4Aの違いは何だ」という質問の簡潔な回答になります。
ダウンロードしたApple MusicのM4Pファイルは使用中のApple IDに関連付けられています。たとえダウンロードしたM4Pファイルを他人に送っても無意味です。もしApple Musicをキャンセルして、期限切れの前に、M4PファイルをUSBメモリ、SDカード、USB HDDドライブなど他の場所に移行・コピーしても無意味です。
現時点、M4P形式はApple Musicのフォーマットとして使われて、他のアプリとプログラムに使われていません。WindowsまたはMacのiTunes・ミュージックアプリのライブラリにApple Musicの曲をダウンロードしたら、ダウンロードしたM4PファイルはiTunesメディアフォルダのApple Musicフォルダのアーティストのフォルダの中にアルバムのフォルダに保存されます。一般にApple MusicのM4Pファイルのファイル名は「トラック番号 曲名.m4p」となっています。
例をあげましょう。仮にiTunesメディアフォルダは「D:\iTunes Library」に設定した場合、アーティストDrakeの「More Life」のアルバムでの第3曲「Passionfruit」をダウンロードしたら、「03 Passionfruit.m4p」というM4Pファイルは「D:\iTunes Library\Apple Music\Drake\More Life」に保存されるとなります。WindowsまたはmacOS Mojave 10.14.6までのmacOSでは、iTunesメディアフォルダはiTunesのメニュー「編集」 > 「環境設定」 > 「詳細」タブで変更可能です。macOS Catalina 10.15以降でのミュージックアプリでは、メニューバーの「ミュージック」>「環境設定」>「ファイル」タブで変更できます。中にあるApple MusicのM4Pファイルの情報を見れば、M4Pファイルは保護されたMPEG-4オーディオであることがかわりました。
M4PフォーマットはApple Musicから初めて使うことではありません。2009年3月からAppleはDRM保護されていないM4Aフォーマットの音楽の販売を開始した前に、iTunesストアで販売された音楽もM4Pフォーマットでした。でも、同じM4P拡張子を利用しても、異なる点も多いです。
昔のiTunesストアのM4P音楽は一曲ずつ或いはアルバムずつを購入する必要があります。一曲の価格は150円 ~ 250円です。購入したら、所有権は自分に属します。オーディオCDに書き込むことが可能です。iPod Shuffle/Nano/Classic、iPhoneとiPadで聞けますが、Android携帯電話で聞けません。
今のApple MusicのM4P音楽は、個人プランの月額980円(学生プラン480円)或いは他のプランの料金を支払ったら、所在地に提供している曲を無制限でダウンロードできます。したし、ダウンロードしたM4Pファイルは使用権だけです。購読の期間は聞けますが、購読をキャンセルして、期限切れになったら、利用中のデバイスの音楽ライブラリから消えます。もちろん、オーディオCDにも書き込めません。iPod Nano/Shuffle/Classicで利用不可ですが、Android携帯電話或いはタブレットでApple Musicアプリをインストールしたら、利用可能です。
共通点から言えば、いずれもAACコーデックでエンコードされ、256kbpsの音質で、DRM保護がかかっています。いずれもPSP、ウォークマン、他のMP3プレーヤーで聞けません。ただし、いずれもApple Music Converterを通じて、MP3/M4Aに変換できます。下記で昔のiTunesストアから購入したM4P音楽と今のApple MusicからダウンロードしたM4Pファイルの異同の比較表です。
M4Pソース | iTunesストア(2009年3月の前) | Apple Music(2015年7月以降) |
提供中 | ||
DRM保護付き | ||
256kbps音質 | ||
AACコーデック | ||
iPhone/iPad/iPod Touchに対応 | ||
iPod Shuffle/Nano/Classicに対応 | ||
Androidスマホに対応 | ||
Androidタブレットに対応 | ||
MP3プレーヤーに対応 | ||
CDに書き込む | ||
所有権あり | ||
ストリーミング再生 | ||
価格 | 一曲150 ~ 250円 | 個人プラン月額980円(年額9800円) 学生プラン月額480円 ファミリープラン1480円(6人まで) |
Apple Music Converterで変換 |
TuneMobie Apple Music Converterは専門のM4P変換ソフトであります。iTunesストアから購入のM4P音楽でも、iTunesライブラリにダウンロードしたApple MusicのM4PファイルでもロスレスでMP3、M4Aなど汎用の音楽形式に変換できます。どのM4Pフォーマットでも、曲名、アルバム、アーティスト、アルバム、アートワーク、トラック番号などの音楽情報を保持できます。これで、M4Pファイルを簡単にiPod Nano、iPod Shuffle、PSP、ウォークマン、Android携帯電話とタブレット、Kindle Fire、様々なMP3プレーヤーで聴けます。
また、Apple Music Converterで曲名、アルバム、アーティストとトラック番号などのID3タグまたはスラッシュ、ハイフンとスペースなどの特殊文字を使って、出力ファイルを一括で改名したり、フォルダに整理したりすることができます。
Apple Music Converterは非常に使いやすいです。最新のWindowsとMac OS Xに対応しています。WindowsとMac 10.9 - 10.12.6では最大16倍速(macOS 10.13以降では原速)でM4Pを変換できます。無料体験版はM4Pファイルごとに3分まで変換可能です。無料体験版をダウンロードして試しましょう。
Apple Music Converterを利用して、M4PファイルをロスレスでMP3、M4Aに変換する手順は以下です。
ステップ1:Apple Music Converterを起動します。すると、iTunes或いはミュージックアプリ(macOS Catalina 10.15以降の場合)も自動的に起動されます。iTunes・ミュージックのライブラリは読み込まれて、プレイリストとして左パネルとして表示されます。変換完了まで、iTunes・ミュージックアプリを操作しないで、閉じないでください。
ステップ2:プレイリストを選択して、チェックボックスを入れて、M4Pファイルを選択できます。内蔵の検索ボックスで曲名、アーティスト或いはアルバムを検索したら、条件に合う曲をすぐに探し出せます。
ステップ3:出力形式リストからMP3、M4A或いは他の必要な形式を選択します。ロスレスで変換するに、320kbps MP3或いは256kbps M4Aをお勧めします。
ステップ4:変換ボタンをクリックして、M4P MP3変換或いはM4P M4A変換が始まります。変換完了後、「出力ファイルを開く」ボタンをクリックすると、出力先を開いて、出力のMP3、M4Aファイルが表示されます。
これで、どのM4Pファイルも簡単に汎用のMP3、M4Aに変換できます。変換後、iPod Nano/Shuffle/Classic、ウォークマン、MP3プレーヤーなど様々なデバイスでMP3、M4Aなどの汎用の形式として制限なく楽しめます。M4PフォーマットをMP3、M4Aに変換したい方、今Apple Music Converterをダウンロードして試しましょう。
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