> 活用記事 > Apple Musicの音楽を全てのiPodに同期・転送

Apple Musicの音楽を全てのiPodに同期・転送

分類:Apple Music変換|森崎 直子|2021年3月7日|一ヶ月ライセンス1980円からWindows版を購入 | macOS版を購入

概要

携帯音楽プレーヤーで有名なiPodと言ったら、主にiPod Shuffle、iPod Nano、iPod ClassicとiPod Touchなど四種類のモデルがあります。iTunesストアから購入したM4A音楽はあらゆるiPodに転送して楽しめます。しかし、同社のストリーム音楽サービスであるApple Musicに対応できるiPodモデルはiPod Touch 5以降の世代です。iPod Touch 4またiOSを搭載していないiPod Nano/Shuffle/ClassicなどのモデルはApple Musicに対応していません。Apple Musicの曲を全てのiPodに転送できるに、Apple Music Converterを使って、Apple Musicの曲をMP3、M4Aに変換する必要があります。

iPodラインアップの現状とiPodのApple Musicの対応状況

スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)の手で生まれたiPod携帯音楽プレーヤーは、われわれの生活を一変させるインパクトをもたらして、音楽業界にも大きく影響を与えました。iPodの誕生以来、主にiPod Shuffle、iPod Nano、iPod ClassicとiPod Touchなど四種類のモデルの各世代を発表しました。しかし、iPodの役目が次第にを終えていっています。2014年9月より、記憶容量の最大160GのiPod Classicの販売を終了しました。2017年7月、iPod ShuffleとiPod Nanoの販売も終了しました。すでにアップルのサイトにはiPod Touch以外のiPod製品は見当たりません。iPod nanoとshuffleの販売終了で惜しむ声続々とともに、量販店の在庫が少なくなって、価格も急上昇しています。

iPod製品ラインアップ

iPod TouchシリーズはiPodラインアップに残りした唯一のモデルとしても、iPod Touch 4以来、iPod Touchの更新頻度も低いです。iPod Touch 4、5、6と7のそれぞれのリリース時間は2010年9月12日、2012年10月11日、2015年7月15日と2019年5月28日でした。今誰でもiPod Touch 8はいつリリースするかがわかりませんが、早くても、2022年以降と推測しています。

ご存知の通り、全てのiPodはiTunesストアから購入・ダウンロードした音楽ファイルの再生に対応しています。これらの音楽は暗号化されていないM4A形式です。Apple Musicを公開する前に、iTunesストアの音楽はAppleの唯一の音楽サービスです。2015年7月、Apple Musicサービスが開始しました。ただし、Apple Musicはストリーミング音楽配信サービスであり、iTunesストアでの音楽購入とは違います。Apple Musicは月額・年額を支払って、7000万超えの曲が聴き放題です。ただし、Apple Musicは全てのiPodモデルに対応するわけではありません。結論から言えば、Apple MusicはiPod Touch 5以降に対応することが判明しました。

Apple Musicが利用可能のデバイスはWindows 7以降のPC、Mac 10.9.5以降のMac、iOS 8.4以降のiPhone/iPad/iPod Touch、Android 5.0以降のデバイスとtvOS 9.0の四世代以降のApple TVなどに制限されています。ですので、iOS 8.4にアップデートできないiPod Touch 4またはiOSを搭載していないiPod Shuffle、iPod ClassicとiPod NanoでApple Musicの曲を楽しめません。

USBケーブルを使って、iPodとパソコンに接続して、iTunes・ミュージックアプリにダウンロードしたApple Musicの曲をiPodに転送すると、「Apple Musicの曲をiPodにコピーできない」というエラーメッセージが表示されます。iPodでApple Musicを楽しむことを期待しているユーザーを失望させました。

Apple Musicの曲をiPodにコピーできません

全てのiPodはMP3とM4A音楽に対応していますので、もしApple Musicの音楽をMP3或はM4Aに変換できたら、iPodでApple Musicの聴くことも可能となります。幸いなことに、Apple Music Converterというソフトウェア・ソリューションがあります。

TuneMobie Apple Music Converter:iPodで再生できない問題の解決策

Apple Musicからダウンロードした曲はM4P形式で、DRM保護が掛かっています。そのため、一般の音楽変換ソフトは対応できません。WindowsでM4Pファイルのプロパティ、或いはmacOSでM4Pファイルの情報を見たら、Apple Musicの曲は暗号化されたMPEG-4オーディオであることが分かりました。

Apple Music M4Pファイル

Apple Musicを再生しながら、録音するのは一つの解決方法と言えますが、録音は長い時間と頻繁の操作が必要で、厄介です。しかも曲の情報を保持できない場合もよくあります。ですので、Apple Musicから直接にDRM保護を解除して、Apple Musicの曲の情報を保持したまま、MP3とM4Aに変換できるTuneMobie Apple Music Converterは皆の希望を叶えるようになります。TuneMobie Apple Music Converterの素晴らしい機能をご覧ください。

TuneMobie Apple Music Converter

  • 音楽ライブラリにあるApple Musicの曲をiPodで再生可能のMP3、M4A、WAVに変換
  • 必要に応じて、Apple Musicの曲をAIFF、AC3、FLAC、AU、AACなどの形式に変換
  • 曲名、アーティスト、アルバム、ジャンル、トラック番号、アートワークなどの曲の情報を丸ごと保持
  • 256kbpsのApple Musicの曲をロスレスで320kbps MP3と256bkps M4Aに変換
  • 曲名、アーティスト、アルバム、トラック番号、ハイフン、スペースなどを利用、出力を一括改名
  • 出力をアルバム、アーティスト、アーティスト/アルバム、アルバム/アーティストのフォルダに整理
  • 安定のインターネット接続があれば、Apple Musicの曲をダウンロードしなくても変換可能
  • WindowsとmacOS 10.12.6まで最大16倍高速変換、macOS 10.13以降では原速
  • 最新版のWindows、macOS、iTunesとミュージックアプリに対応

TuneMobie Apple Music Converterの無料体験版は曲ごとに三分まで変換できます。Apple Musicの曲をMP3、M4Aに変換してから、異なるiPodモデルで楽しみたい方は、ぜひダウンロードして試してください。もちろん、出力のMP3/M4AファイルはiPhone、iPadでも問題なく再生できます。

Apple Musicの音楽をMP3/M4Aに変換して、全てのiPodに同期・転送する方法

TuneMobie Apple Music Converterは使いやすいです。わずかのクリックで、Apple Musicの曲を全てのiPod Touch、iPod Nano、iPod ShuffleとiPod Classicで再生できるMP3、M4A形式に変換できます。下記の手順をご参考ください。

ステップ1:TuneMobie Apple Music Converterを起動

TuneMobie Apple Music Converterをインストールして実行すると、iTunes或いはミュージックアプリ(macOS Catalina 10.15以降の場合)も自動的に起動されます。ソフトはiTunes・ミュージックアプリの音楽ライブラリを読み込んで、インターフェースの左パネルでプレイリストとして表示されます。Apple Musicの曲はミュージックプレイリストと別々のApple Musicプレイリストにあります。

TuneMobie Apple Music Converterのインターフェース

ステップ2:Apple Music音楽を選択

iPodに同期・転送したいApple Musicの音楽を選択します。情報バーのボックスを選択すると、プレイリストに全ての曲が選択されます。また、内蔵の検索ボックスを利用して、お気に入りのApple Musicの音楽をすぐに探し出せます。

ステップ3:全てのiPodに転送可能のMP3或はM4Aを選択

Apple Music ConverterはMP3、M4A、WAV、AIFF、AC3、FLAC、AAC、AUなどの出力音楽形式を用意しました。iPodに転送可能の形式はMP3、M4A、WAVとAIFFです。MP3またはM4Aのいずれを選択すればいいです。WAVとAIFFなら、ファイルサイズが大きすぎますので、iPodへの転送にはおすすめしません。プロファイルリストで音質を選択できます。音質を選択する時、iPodの容量を考える必要もあります。ロスレスで変換したい場合、320kbps MP3或は256kbps M4Aを選択してください。Apple Musicの曲をできるだけ多くiPodに転送したい場合、128kbps MP3或は128kbps M4Aを選択したほうがいいです。音質とファイルサイズのバランスを取られます。

M4Aを出力形式にする

必要の場合、オプションをクリックして、変換スピード(Windowsのみ)、出力ファイルの改名方法、出力ファイルをフォルダに整理する方法、出力の音量などを設定できます。

ステップ4:Apple Musicの曲をMP3、M4Aに変換

「変換」ボタンをクリックすると、選択したApple Musicの音楽はiPodに同期・転送可能のMP3或はM4Aに変換されます。変換完了後、「出力ファイルを開く」をクリックして変換されたApple Musicの保存先を開けます。

Apple MusicをM4Aに変換

ステップ5:変換されたApple Musicの音楽をiPodに同期・転送

変換完了後、Apple Music ConverterとiTunes・ミュージックアプリを終了します。そして、Apple Musicから変換したMP3とM4Aの出力音楽ファイルをiPodに転送するには、iTunes・ミュージックアプリの音楽ライブラリに追加する必要があります。

Windows或いはmacOS Mojave 10.14.6までのmacOSを使っている場合、iTunesのメニュー「ファイル」>「ファイルをライブラリに追加」をクリックして、出力ファイルを追加できます。

出力をiTunesライブラリに追加

macOS Catalina 10.15以降で、ミュージックアプリを使っている場合、ミュージックアプリのメニュー「ファイル」>「読み込む」ををクリックして、出力ファイルを追加できます。

出力をミュージックアプリに追加

追加後、プレイリストを新規作成して、iTunes・ミュージックアプリの音楽ライブラリから追加された曲をプレイリストに追加します。もちろん、Apple Music Converterの出力先から出力ファイルをプレイリストにドラッグ&ドロップしても追加できます。その後、USBケーブルを使って、iPodをパソコンに接続して、プレイリストをiPodに同期・転送します。これで、Apple Musicの曲を全てのiPodに同期・転送できるようになります。

結論とヒント

Apple Musicは全てのiPodに対応するわけではありませんが、全てのiPhoneとiPadにも対応するわけでもありません。iPhone 4とiPad第一世代にApple Musicを同期すると、エラーメッセージも表示されます。もちろん、Apple Music Converterを使って、Apple MusicをMP3或はM4Aに変換したら、全てのiPhoneとiPadでApple Musicの曲を楽しむことも可能です。更に、PSP、ウォークマンと様々なMP3プレーヤーでもApple Musicの曲を聴けることを可能にしました。

iPod ShuffleとiPod Nanoは、小さくて軽くて、朝ランニング、ジョギングなどの運動にとても適切です。せっかくApple Musicを購読したのに、iPodで利用できないのはもったいないです。Apple Music Converterを利用すると、簡単にApple Musicの音楽をiPodに同期・転送することを実現しました。Apple MusicのサービスとiPodを持っている方は、ぜひTuneMobie Apple Music Converterをダウンロードして試しましょう。